JuJu_はじめてのフトアゴヒゲトカゲ飼育

爬虫類女子JuJuのフトアゴヒゲトカゲ飼育情報です

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フトアゴヒゲトカゲのケージ内温度管理

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筆者がフトアゴヒゲトカゲを飼い始めていちばん困ったことは、温度管理をどうすればよいか分からないということでした。ネットを検索しても、曖昧なことしか書いてなかったり、バスキングライトや保温球等について部分的に書いてあることが多く、ケージ全体の温度設備の設置、温度設計、温度管理をどうすれば良いかというのがなかなか分かりませんでした。それはおそらく、温度管理はケージが置かれている環境や飼育している地域の気候等、様々な要因によって変わってくるため、正解がないということなのだと思います。

筆者にもフトアゴヒゲトカゲの温度管理の正解はわかりません。正解が分からないのであれば、せめて筆者のケージの温度管理の一例を詳しく、具体的にご紹介することでこれからフトアゴヒゲトカゲを飼おうと思っている方や、フトアゴヒゲトカゲを飼育していて温度管理に悩んでいる方の一助になればと思い、この記事を書かせていただきました。

<ケージ内の温度目標>

温度設計、温度管理をするためには、まず最初に、どのぐらいの温度を実現したいかという目標を設定しなければなりません。筆者はネットで様々調べた結果、以下のような温度目標で温度管理を行っています。

●昼間・・・バスキングライトや紫外線ライトを照射している時間。筆者は1人暮らしのお勤め人なので、帰宅後に給餌することを考慮し、14時~26時に設定しています。

バスキングスポット・・・最低35度~最高40度

いちばん寒いところ・・・25度+-2度(23度~27度)

●夜間・・・バスキングライトや紫外線を消灯している時間。筆者は26時~14時に設定してます。なので朝出社するときはいつも寝てます。

暖房器具直下・・・30度以下

暖房器具直下以外で暖かいところ・・・25度以下。

いちばん寒いところ・・・20度以上(いちばん暖かいところとの温度差は特になくてもよし。)

飼い始めた時からすべての温度目標が決まっていたわけではありませんが、筆者は8月の真夏に飼い始めたので、そこから寒くなる11月ぐらいまでの間にいろいろ試行錯誤を続けて現在の温度目標に至っています。今後も温度目標を変更することがあるかも知れないので、その際はこの場でご報告させていただきます。

1.真夏の温度管理

筆者が住む関東では、真夏はケージ内温度が20度以下になることはほぼ無いため、ケージの最低温度を維持するための保温球や暖突などは必要ありません。バスキングライトと紫外線ライトだけあれば設備は充分です。

バスキングライトは50Wのものを使っていますが、あまり高い位置に設置したり、真下に向けて設置するとケージ全体の温度が上がってしまうので、クリップスタンドを使用しなるべくライトの位置を低くして、ケージのコーナーを向けてある程度角度を付けて設置することで、ケージの反対側が涼しくなるようにしています。
みどり商会 クリップスタンド ひまわり

みどり商会 クリップスタンド ひまわり

真夏は温度の維持より、むしろ高温になりすぎることに対する対策の方が重要です。ほっとくと日中ケージ内温度が長時間40度程度になってしまう恐れもあるため、筆者はケージのサイドを網にして通気性を良くしたうえで、日中は不在時もエアコンを冷房28度設定で付けっぱなしにしています。

部屋の広さや環境によってエアコンの適正な温度設定は異なると思いますので、休日など家にいる時にエアコンの温度設定をいろいろ試して、ケージ内の最低温度が23度程度にとどまる温度設定を模索したところ、我が家では28度設定に落ち着きました。

2.真冬の温度管理

真冬の温度管理は、当然の事ながら温度が下がり過ぎないようにすることが目的です。保温球、暖突、パネルヒーターなど様々な保温器具を駆使して保温されてる事例をよく見ますが、筆者はやはりエアコンを併用して温度を維持しています。エアコンを暖房18度設定で稼働させ、室内温度をある程度以上に維持しつつ、暖突Mで保温しています。

みどり商会 暖突 M

みどり商会 暖突 M

エアコンだけで目標温度にしようとすると、ケージ内の温度がなかなか安定しないので、エアコンを低めに設定して、のこりはケージの保温器具で温めるのがよいです。保温器具は暖突でも保温球でも良いですが、筆者は電気代が保温球の1/3程度で電球の交換も不要な暖突をサーモに繋いで使用しています。
ビバリア LCD ペットサーモ

ビバリア LCD ペットサーモ

サーモはバスキングスポットからも暖突からもある程度離れた位置にセンサーを設置し、センサーが25度以下になると暖突が点くようにしてあります。結果として、暖突直下の網棚の温度が暖突稼働時で最高30度程度、バスキングスポットが35度~40度程度。いちばん寒いところでも最低20度以上。その他の場所が25度~30度程度ぐらいの温度となっています。なお、冬場はケージ内の保温効率を上げるためにサイドの網には透明の塩ビ板をはめ込んで保温効率を上げています。

3.春秋の温度管理

春や秋は、夏のように暑い日があったり、冷え込む日があったりと温度管理が非常に難しい季節です。筆者は最初エアコンを自動モードで付けていたのですが、例えば自動28度で設定した場合、暑い日だと冷房28度で稼働するのでちょうど良いのですが寒い日には暖房28度で稼働し暑くなりすぎるなど、冷房モードと暖房モードで適正な温度設定が異なるためうまく温度がコントロールできませんでした。

結果的には冷房28度設定にして高温になりすぎることを防ぐと共に、暖突をサーモ25度設定とし、冷え込む日には暖突が稼働するようにすることで、安定した温度を維持できるようになりました。関東は春秋はそこまで極寒になることはないので、暖房はつかわなくても暖突だけで充分最低温度は維持する事ができます。ちなみに春秋はケージのサイドは通気性の良い網にしてあります。

以上が筆者のケージの温度設計、温度管理の実例です。冒頭にも書かせて頂きましたが、フトアゴヒゲトカゲのケージの温度管理は飼育している地域の気候やケージが置かれている環境、エアコンの有無など様々な条件により異なるため正解がありません。ここでご紹介させて頂いた筆者の実例はあくまでも一例に過ぎませんが、温度管理に悩んでいる方に少しでも参考になれば嬉しい限りです。今後、具体的な実例を公開する方がどんどん増えていけば、初心者でも安心してフトアゴヒゲトカゲを飼えるようになりますね。その時は筆者も皆様の実例を参考に、温度管理をさらにブラッシュアップしたいと思います。