JuJu_はじめてのフトアゴヒゲトカゲ飼育

爬虫類女子JuJuのフトアゴヒゲトカゲ飼育情報です

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【DIY】フトアゴヒゲトカゲ用格安軽量木製ケージの作り方

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フトアゴヒゲトカゲを飼育する際は、ガラスケージや木製ケージを利用する方が多いと思いますが、ほとんどの市販のケージが2万円前後とお高めな上に、重さが15kg~20kg程度と、1人暮らしの爬虫類女子である筆者にはなかなかハードルが高いのが現状です。

そこで筆者は、初めてフトアゴヒゲトカゲを買う際に、思い切ってケージの自作に踏み切りました。最近は、ホームセンターの木材カットサービスが充実しているので電動ドライバーが1台あれば簡単に自作ケージが作れます。

 

1.軽量格安ケージ設計のポイント

 <軽量化>

まず、絶対条件として完成時の重量を10kg以下に抑え、いざと言う時でも一人で動かせるようにすることを目標としました。

 重量を軽くするために、主に以下の点を工夫しました。

・底板と背板は強度に問題ない範囲でなるべく薄いベニヤ板を使用し、軽量化。今回は5mm厚のラワンベニヤを使用しました。

・前面はガラス戸にすると高くて重くなるので、安くて軽い透明の塩ビ板を使用しました。塩ビ板はフトアゴがひっかくと傷が付いたりすると言われていますが、1枚500円程度で購入出来るので気になり始めたら交換しようと思っています。

・側面と天板は金網にし、木材を減らして軽量化すると同時に通気性、可視性を高めました。金網はバーベキュー網を使用しました。オーダーカットの金網だと切断面が処理されておらず危険なため、木材やアルミ板で端を挟むなどして隠す必要があり結果として重くなりコスト高となります。バーベキュー網を利用すれば端が安全に処理されているためネジ止めするだけで特に加工が必要ないため、ケージ全体を軽く作れます。

<低コスト>

 次に、コストをなるべく低く抑えることも重視しました。買うより高くなっては意味が無いので極力材料費が安くなる設計を心がけました。主な工夫点をあげてみます。

・ケージの骨組みは、最もコスパの高かったワンバイ材の1×4 6Fを前提に設計しました。売れ筋のサイズなのか、他のサイズと比べて非常にコスパが高いです。

・底板と背板は安いラワン材の5mm厚ベニヤを使用しました。

・前述の通り、前面は安い透明塩ビ板の引き戸にしました。

・これも軽量化と重複しますが、金網はバーベキュー網を活用することで端処理を不要とし、結果として材料が少なく済むためコストを抑えられました。

 

こうして見ると、軽量化の工夫がコスト削減にも繋がっているということがわかりますね。

 

2.図面の作成

次に図面の作成です。通常であれば専用のソフトで製図するのでしょうが、今回は通勤の電車の中でタブレットのパワーポイントで適当に作成しました。ケージ程度であればこれで充分素敵なケージが完成します。


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3.材料の購入

 設計図面にあわせて、近くのホームセンターで材料をそろえます。木材カットサービスを行っているところに行けばカットの手間が省けます。

 必要な材料は以下の通りです。

①ワンバイ材 1×4 6F 2本 455mm×4カット×2

    ホームセンターで1本300円ぐらいで買えます。カットは1カット100円ぐらいでカットしてもらえるのでホームセンターでカットしてもらうと楽です。

 

②ワンバイ材 1×4 6F 1本 600mm×3カット

     ①と同じです。

 

③カットベニヤ 600mm×450mm×5mm ×2枚

     ホームセンターで1枚500円ぐらいで買えます。

 

④透明塩ビ板 450mm×300mm×3mm ×2枚

    ホームセンターで1枚500円ぐらいで買えます。

 

⑤ガラス戸レール3mm用プラスチック上下

光モール ガラス戸レール3上 830 1820mm

光モール ガラス戸レール3上 830 1820mm

 
光モール ガラス戸レール3下 831 1820mm

光モール ガラス戸レール3下 831 1820mm

 

⑥バーベキュー網 300mm×300mm ×4枚

  通常の網4枚分の値段程度で使い捨て網だと20枚購入できます。あまりは取り替えようや網棚に使用できます。

⑦ガラス引き戸取っ手

ノムラテック 楽ちん引手 N-3302

ノムラテック 楽ちん引手 N-3302

 

⑧ガラス引き戸ロック

⑨スリムスレッド30mm

   半ネジタイプを買いましょう。全ネジだと木材どうしがピッタリくっつきません。

⑩網取り付け用ネジ

   編み目を通り抜けずに固定する必要があるため、ヘッドの大きいシンワッシャータイプなどがおすすめてす。長さは、厚さ19mmのワンバイ材を貫通しないように12mm~16mm程度のものを選びましょう。

①~⑧までの材料が5000円~6000円ぐらいでそろうと思います。⑧、⑨はDIYをやったことある方なら自宅に余っているという方も多いのではないでしょうか。なければ購入してください。

5.組み立て

 材料を買って帰ったら、いよいよ組立です。基本電動ドライバーしか使わないので部屋の中でも問題なく組立てられますが、床が傷ついたりおが屑が散ったりするのでブルーシートか新聞紙等を敷いて作業するのがよいかと思います。

①側面の組み立て

側面を組み立てます。網と木材がぴったりはまるようにこの段階で側面の網は取り付けてしまいます。

②天板の取り付け

側面の縦板と横板の窪みにちょうどはまるように、天板と縦板をネジ止めしてください。

③底板の取り付け

底板に側面を取り付けます。縦板が底板の端にちょうど合うように取り付けてください。

④引き戸レールの取り付け

引き戸レールをニッパーなどでカットし、天板と底板に取り付けます。多少短くなっても支障はないので、適当に切っても大丈夫です。木工用ボンドで上下それぞれ貼り付けてください。天板側のレールは剥がれ落ちる可能性があるため、2.1mm×10mm程度のネジで止めると剥がれません。その際、左右で内側のレールと外側のレールに分けてネジ止めし、塩ビ板はネジ止めしてない方のレールに取り付けるとよいです。

⑤塩ビ板のはめ込み

天網を取り付けると塩ビ板をはめ込み難くなるため、この段階で塩ビ板をはめ込んでおきます。先に塩ビ板に引き戸取手を取り付けてからはめ込むとよいでしょう。

⑥天網の取り付け

天網を取り付けます。この時天網を蝶番で取り付ければ開閉式にすることが出来ます。その分コスト高にはなりますが、いがいと便利です。ゆくゆくフトアゴちゃんが成長した時に開けられないよう、バネ式の折戸蝶番にしておくとより安心です。

ハイロジック 折戸蝶番150度開 茶 KZ-242

ハイロジック 折戸蝶番150度開 茶 KZ-242

 

蝶番は、木材側は蝶番に付属の皿ネジでビス止めし、網側は蝶番の穴に針金を通して固定するか、皿頭のボルトとナット、ワッシャーで固定してください。

⑦前板の取り付け

天板の余り板を全面に取り付けます。これは付けても付けなくても良いですが、つけた方が見た目に安定感が増すのと、引き戸を開けた時にフトアゴちゃんが逃げ出しにくくなるので筆者は付けました。

⑧引き戸ロックの取り付け

前板との位置関係があるので、最後に取り付けた方がよいです。

⑨引手の取り付け

両面テープで簡単に取り付けられます。斜めにならないように気をつけながらバランスの良い場所に貼り付けましょう。

 

以上で組み立て完了です。

 

その他工夫できる点としては、真冬にサイドパネルがメッシュだとケージ内が寒くなってしまうので、余ったレールをサイドにとりつけて、3mm厚の塩ビ板やベニア板を差し込めるようにしておくと便利です。

また、筆者は非力な爬虫類女子なので、掃除などの際にケージを動かしやすいようにキャスターを取り付けました。土台が20mm四方のネジ止め式のキャスターであれば、ワンバイ材の厚さにぴったりネジ止めできます。ホームセンターで1個150円程度で売っています。

自作ケージは、自宅に合わせて様々の工夫ができます。女子でも意外に簡単に作れますので、みなさんもぜひ自作ケージに挑戦してみてください。